伊パンツ専業ブランドのベルウィッチが販売する「スコッチ」は、おじさんが履いても上品さを損なわない程度に腰回りやワタリの寸法にゆとりを持たせ、だらしない印象にならないよう裾にかけてテーパードされたパンツとして人気です。

管理人は実際に「スコッチ」を履いたことがありません。
「スコッチ」を販売している通販サイトでウエストやワタリ幅・裾幅などのサイズ表記を調べ、同じようなサイズ感で春夏用の白パンツを作ってみたいと思います。

生地購入

新宿オカダヤ通販サイトで「ウール生地 ウォッシャブルウール トロピカル」のアイボリー色を買いました。

ビスコース33% ポリエステル33% ウール29% ポリウレタン5%の4者混で幅145cmの生地です。
前身頃と後ろ身頃を並べて採布できる布幅なので、効率的な型紙の置き方をシミュレーションした上で120cm購入したらお値段は約4,000円でした。

なお、懸念点として、白色系の生地なのでポケットや股ぐりの縫い代といった内部パーツ、最悪の場合はおじさんが履いている下着パンツまでもが透けることが予想されます。。

型紙写しと裁断

地直しして中表2つ折りした布の上にシミュレーションどおりに型紙を置いてみて、どのようにパーツを採布するかを確認します。

また、この型紙はセットアップ組下のノープリーツ・ジャストフィットのパンツなので、どの部分にゆとりを入れるか、そしてそのためにどう型紙を写しとればよいのかを考えます。

後ろ身頃を採布します。

型紙上部のベルトラインとポケットの間にダーツを入れる印がありますが、今回はダーツを入れないことで腰回り生地の余裕を出して、その分長くなるウエストはゴムのシャーリングで締めようと思います。

ダーツの上辺は2.5cmあるので、左右合わせると後ろ身頃でウエスト5cmの余裕を出したことになります。

縫い代は、腰中心のみ2.5cmでその他は1cmです。
チャコを置いてある辺りの縫い代を少し広くしているのが分かると思いますが、ここで少し腿部分の生地の余裕を出します。

裾はシングルのタタキ仕上げとし、折り返しとなる生地は4cm取ります。

後ろ身頃の裾部分と生地の端にある空白部分で脇ポケット口布と持出しを採布します。

後ろ身頃・脇ポケット口布・持出しを裁断しました。

前身頃を採布します。

この型紙はノープリーツ仕様なので、深さ1.5cmのプリーツを1つ入れることにして腰回りのサイド部分を3cm伸ばしました。

「スコッチ」のように膝から裾にかけてはすっきりしたシルエットを維持したいため ”なんとなく” の感覚で膝部分にかけてテーパードさせていきます。

洋裁用の曲線定規を持っていないので感覚的に曲線を描いていますが、この程度の曲線であれば定規でも手描きでも仕上がりに差は出ないと思います、たぶん。

そして、生地の余白部分で後ろポケット口布と後ろポケット向う布、脇ポケット向う布、持出しを採布します。

まずは小さなパーツから裁断して

前身頃を裁断します。

ウエストベルトを採布します。

前身頃に追加したプリーツ3cmはウエストの長さには影響しませんが、後ろ身頃に追加した5cmは影響しますので、それを加味した長さを採っていきます。

ウエストベルトが裁断できました。

これで裁断作業は終了です。