「オシャレ」という言葉の罠
イケオジ=オシャレというのは不変の法則であり、イケオジになりたいと思って男性ファッション解説系のYouTube動画を観ている方も多いと思います。
このブログの管理人もファッションが好きで、いや、正確に言うと「他人からオシャレですねと言われたい願望」が超強くて、それ系動画や書籍でたくさん勉強してきましたが、ファッション情報を多くの人々に発信できるほど洋服に詳しい人が言っているオシャレの概念と、海外ランウェイの写真を見て「こんなの着れるワケないじゃん!」って思う普通の人が求めているオシャレの概念とは、重なる部分がちょっと少ないという感じを受けています。
ファッションについて詳しい人たちは、服や小物が持つ歴史的・文化的背景やデザイナーの思想のようなものまで加味して世相や季節を捉えて上手く服を選び合わせて着こなすことに楽しさを見出しているようで、そういう着こなし方ができるアイテムの知識や合わせ方のセンスのようなものを持っている人をオシャレと呼んでいる気がします。ジャケットに半ズボンを合わせることもできる感覚と言えるでしょうか。
一方、ファッションに関して普通の人が考えるオシャレは、他人がその人をパッと見たときに「この人オシャレだな」と思う姿をいうため、服の選び方や組み合わせ方がメインではなく、服のサイズ感と服を着ている人自身の顔周り部分の評価がオシャレであるかどうかの判断要素として大きく占めている気がします。イケメンなら何着ても格好いいって感覚です。

イケオジのオシャレを分析
イケオジであっても生物的にはどうしたって「おじさん」であり、若者を中心とした世の中の流行を追った服装はそれなりに年齢を感じさせる「おじさん」顔には似合わない傾向があるのはみなさんうっすらと気付いていると思います。
ファッション系YouTubeによくある「シンプル過ぎるのもちょっと退屈なのでトレンドを少し入れ込んだアイテムを~」という動画構成上のオススメなどは、おじさん世代は一歩引いて捉えるぐらいの方がいいと思います。
街頭インタビュー動画を見ると、年代を問わず女性は男性のファッションに「シンプル」を求める声がとても多いです。また「イケオジ」をネットで画像検索すればワイド過ぎでもピチピチ過ぎでもないジャストサイズなシルエットのスーツ姿やセットアップ姿などが多く出てきます。さらに、イケオジ代表のような007のジェイムズ・ボンドも、スーツ姿はもちろん、カジュアルシーンでも鍛えられた身体に上品なアイテムをジャストサイズで着ていることが映画を観れば分かります。

管理人も明確な答えは出せていないのですが、イケオジが持っているオシャレさって、ファッションインフルエンサーが提唱する流行を取り入れた洋服を着ているかどうかは関係ない気がしています。服は年相応の極めて王道的なスタイルかつ正しいサイズの装いをしていて、セットされた髪や自信が伝わってくる余裕ある表情、ある程度筋肉があって引き締まった身体、落ち着いたたたずまいや正しい姿勢などが合わさってオシャレ感が出ている気がします。
洋服だけでオシャレかどうかが決まるのではなく、もっと大きな割合で健康的な身体や落ち着いた雰囲気が関係しているようですね。