型紙は各パーツの実寸を示しているので、縫い代を周りに付けて生地を裁断していきます。

今回のコートは新しい型紙からの制作ですのでラグラン袖がうまく付くのか、身幅にどのくらいの余裕があるのかなどを本縫いの前に確かめたいと思ったので仮縫いをしてみます。

脇腹部分の縫い代を多めにとり、身幅にもっと余裕をもたすこともできるようにしておきます。
また、着丈の長さもまだ決めていないので縦の長さも十分余裕をもって切りました。

しつけ糸で袖部分を粗く手縫いします。
両腕ができました。
後ろ身頃と前身頃を縫い合わせます。

前身頃・後ろ身頃の表面、腕の表面を合わせて肩から脇下までぐるっと仮縫いを施します。

身頃側のアームホール寸法と腕側のアームホール寸法は同じにしているので、上手くぴったり縫い合わせることができました。

前から見るとこんな感じ
後ろから見るとこんな感じ

恥ずかしいので写真は掲載しませんが、着用もしてみました。

平置きでの身幅は約60cmで、着用したところ余裕は十分あるようだし、これ以上身幅に余裕を入れるとだらしなくなりそうなのでこのまま本縫いに入ろうと思います。

着丈をどこまで長くするかでも悩みました。
管理人は伊ブランド・タリアトーレのサロモンというロングコートの見た目が好きで、モデルさんがサロモンを着用したかっこいい写真を見ると膝よりも少し上まで着丈があることから、自分の身長に合わせてそのくらいの長さで設定したところ着丈は95cmになりました。
サロモンは最も小さい44サイズでも着丈が100cmあるようなので、低身長・短足の管理人はサロモンを買って着ると着丈が長すぎて「着ている」というより「着させられている」感が出ること必至ですね。

ラグランスリーブの肩への入り方も既製品と同じようになっていていいのではないでしょうか。
張りのあるオックスフォード生地のためか着用すると肩から二の腕の辺りに大きなシワが入ってしまいます(写真でも二の腕辺りに大きなシワがあります)。これまでセットインスリーブの端正な見た目に慣れてきた管理人なので、このまま進めて大丈夫なのかちょっと心配になりました。
とは言え既製品のモデル着用写真をみてもコットン系生地のラグランコートは二の腕辺りに大きなシワが入っているものがほとんどなので、生地の性質や袖付けの構造上このようになるのは仕方ないのかもしれません。